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秋の遠足(幼児組)

10月7日(金)、幼児組が秋の遠足に行きました。行き先は、宇都宮動物園です。「どんなどうぶつがいるかな?」「きりんにえさあげられるかな?」と、子どもたちは、この日を待ち望んでいました。当日は、あいにくの雨でしたが。「雨の日の動物はどんな風に過ごしているのかな?」「晴れている日の動物の観察も見てみたいね」と、カッパを着て、動物園に行ってみることにしました。

さすがに雨の日なので、動物園は空いていましたが、子どもたちにとっては、他のお客さんを気にせず、よく観察できます。ラッキーです!「ライオンだ!」と、ライオンを観ていると、だんだんライオンの目が閉じてきました。「あっ、ライオンさん、ねちゃうみたい」「おーい、みんながきたよ!」と、ライオンに目を覚ましてもらおうと、声をかけ手を振っていました。「あめがふってて、しずかにしてるから、ねむくなっちゃうんだね」と、友だち同士で考え、納得していました。熊は、元気いっぱい。子どもたちを見つけると、柵の近くまで来て2本足で立って手を振ったり、檻の中で、大きな木を持ったりしていました。「くまは、げんきだね」「みんながきて、うれしいのかな」と、子どもたちも嬉しそうです。ぺんぎんも奥に入っていましたが、子どもたちが来たのがわかると、奥から出てきて、元気いっぱい泳ぐ姿を見せていました。

きりんは、待ってましたとばかりに、子どもたちが来ると、首を伸ばしていました。「えさあげよう!」と、きりん組のお友だちは、手を伸ばし、餌をあげていました。よく観察もしています。「おおきいね」「べろはむらさきだ」「まつげながーい!」友だち同士で、観察したことを伝え合っていました。昨年、きりんが怖くて近づけなかったお友だちも、今年は餌をあげると張り切っていました。餌を持って近くまで行くと、大きなきりんが来てしまい、断念。しかし、今年は、昨年より餌を持ってきりんの近くまで行けた勇気、やってみようとする意欲に拍手。子どもたちの心の成長に、先生たちの顔はにこにこです。ポニーの所へ行くと、ポニーは、柵を足でトントン「はやくえさちょうだい!」と言っているようでした。「これでいいかな?」と、フライパンに入れた大根。ポニーは、においを嗅ぎますが、食べません。その前のクラスのお友だちも大根をあげると、食べていませんでした。「だいこん、きらいなのかな?ちがうのにするね」と、違う野菜をあげると、モリモリ食べていました。「うまもきらいなたべものあるんだね」と、子どもたちも先生たちも知ることができました。

雨の日の動物は、静かに小屋の中にいたり、子どもたちが来ると嬉しそうに出て来たりと、晴れの日とは違う動物の様子を知ることができ、子どもたちも喜んでいました。そんな中、先生たちは、動物と関わる時の子どもたちの優しい気持ちや怖いけどやってみようとする勇気や意欲を見ることができ、とても嬉しかったです。どんな天気でも、考え方を変えてみると楽しむ方法はたくさんあります。これからも、どんな状況であっても、楽しく行事や活動をしていきましょうね。