いちごクラブ 長谷川 かえるさん、こんにちは。
雨上がり、そっと耳を澄ますと、どこからか「ケロケロ、ケロケロ」という可愛いカエルたちの合唱が聞こえてきます。
ある晴れた日の事、園庭で子どもたちが遊んでいると、一人の男の子が「かえる、いた。」と目をキラキラさせて知らせに来ました。「どこ、どこ?」と遊びを一旦中断し、花壇の方へと一目散に駆け寄る子どもたち。葉っぱの下に隠れてしまい、なかなか見つけられずにいましたが、じっと目を凝らして探していると、小さな赤ちゃんガエルを見つけることが出来ました。「かわいいね。」「ちいさいね。」など子どもたちの会話も弾みます。「かえるさん、こんにちは。」ペコリと頭を下げ、挨拶をする子。「♪かえるの歌が~」と元気に歌い出す子。ピョーン、ピョーンと大きくジャンプをして楽しむ子。「さわってみたい。」とカエルの背中をそっと撫でる子。じっとカエルを観察する子など、一人ひとりの表情や反応も様々でした。「かえるさん、こっちみてるよ。」「いま、ピョーンってした。」「あしが、ながいね。」とそれぞれに色々なことを見たり、感じたりしながら、カエルとの触れ合いを楽しみました。保育室に戻る時間が来たので、元居た場所にそっとかえしてあげました。「かえるさん、またね、バイバイ。」と元気に手を振る子どもたちの姿がとても微笑ましく感じました。また、今度、遊びに来てくれるといいですね。
次は、須藤先生です。お楽しみに!