施設訪問(きりん組)
5月27日(月)、きりん組が藹藹会に里山保育に行く予定でしたが、雨天のため、藹藹会の施設訪問に行きました。幼稚園バスに乗って、藹藹会に着くと「あいあいかいのなかは、なにがあるんだろうね?」「たのしみだね」と、友だちや先生と話していました。藹藹会の中に入り、藹藹会の職員の方が出迎えてくださいました。みんなで「よろしくおねがいします」と挨拶をしました。いよいよ、施設の中を見学します。
静養室や看護師さんの部屋、利用者の方が生活する部屋など様々な部屋がたくさんありました。利用者さんが買い物をできるように、買い物ができるところもありました。
廊下を進んでいくと、ちょうど利用者さんが髪を美容師さんに切ってもらっているところに遭遇しました。「すごいね」「びようしさんがきてくれて、かみのけもきれるんだね」「かわいくなっちゃうね」と、子どもたちは、目を輝かせながら見ていました。
自動販売機もありました。しかし、ここの自動販売機はみんなが見ているのとは少し違います。「あれ?ばんごうのボタンがあるね」と、子どもたちは不思議そうです。「車いすの方も上の方のジュースを飲みたいときに、ここの番号のボタンを押すと買えるんだよ」と、教えてくださいました。「そうだね、とどかなくてもかえちゃうね」「やさしいじどうはんばいきだね」と、子どもたちも優しい笑顔で友だちと見合わせていました。
次は、2階です。2階にもたくさんの部屋がありました。廊下には、藹藹会の職員の方の写真や利用者の方の写真も貼ってあります。「あっ、しってるひともいるね」「レクリエーションデイにきてくれたひとだ!」「りじちょうせんせいだ!」と、知っている人の写真を見ると、盛り上がっていました。廊下を進んでいくと、リハビリをする場所がありました。歩く練習をするところでは、子どもたちも体験してみました。「りょうほうにぼうがあると、あるきやすいね」と、歩きやすさも感じることができました。
歩いていると、車いすを発見。車いすにカラフルなラップの芯がついていることに疑問を持った子どもたちは、藹藹会の職員の方に質問していました。すると、ラップの芯を取って見せてくれました。そこには、車いすのブレーキがあったのですが、短くて利用者さんが届く位置ではなかったのです。「利用者さんが自分で届くように、ラップの芯を付けているんだよ」と教えていただきました。「とどかないと、できないもんね」「これならだいじょうぶだね」と、納得したようです。
途中で、利用者さんにも会い、挨拶や握手をしたり、話をしたりと、利用者さんとのやり取りを楽しんでいました。
楽しい時間はあっという間。保育園に帰る時間になってしまいました。最後に、藹藹会の施設のことをたくさん教えてくださった職員の方に挨拶をしました。
藹藹会の施設の中は、利用者の方が使いやすいようにされていました。「やさしいところだね」と、子どもたちは、相手のことを考える優しさを感じていました。保育園に帰ってからも「あいあいかいに、またいこうね」と、友だちや先生と話をしていました。また、利用者さんや職員の方に会いに行きましょうね。