里山保育(きりん組)
5月25日(火)、きりん組が藹藹会で里山保育を行いました。今年度、初めての藹藹会です。藹藹会に着き、職員の方に挨拶をしてから、いよいよ山に登っていきます。さぁ、藹藹会の里山を探検です。
みんなで、山道を登って行きます。コンクリートの道から、砂利道になり、草や花、木などいろいろな植物を見ていきました。「これはなんのきかな?」「ヒントはくだもの!」と、途中クイズを出したり「キウイってこんなはななんだね」「あっ、きのこがはえてる!」と、いろいろな所を観察して登っていると、山の上の方まで来ました。「あいあいかいがちっちゃくなってる」「こんなうえまできてる」と、子どもたちは大喜びです。どこまでも歩いていくと「おうちがみえてきた」と、ツリーハウスを見つけました。
ツリーハウスに行ってみると「きのうえにおうちがあるよ」と、よく見ていました。下の土台部分の木を見て「ここにのぼったらどうなるだろう?」「きとくっついてないから、おっこちちゃうよ」と、子どもたち同士でよく観察しながら、話をしていました。いよいよ、ツリーハウスに登って行きます。中に入ると「わぁ、すごい!」「とんでもだいじょうぶだ!」「そとみて!」「こっちにもドアがある」と、ツリーハウスからの景色やツリーハウスをよく見て、楽しんでいました。降りるときは、急な渡り通路に「こわいね」と言いながらも、ゆっくり降りていました。怖い理由は、急な坂になっていることもありますが、真ん中が少しあいていて、下が見えるんです。しかし、子どもたちは、降りた後「あーっ、たのしかった」と、喜んでいました。さぁ、次はどこに行くのかな?
今度は、山を降りてみます。さっき来た道とは、違う道を通っていくと・・・。アスレチックがありました。「アスレチックだ!」「やりたい!」と、目が輝いていました。ロープでの登り方降り方も上手になりました。ロープが揺れて「こわい」と言う友だちがいると、「ゆっくりでいいよ」「ロープもっててあげるよ」と、揺れないように持っていてあげたり、「つぎは、○○ちゃんのばんだよ」と、順番も守りながら、遊ぶことができました。
「ほたる、どうなったかな?」「ほたる、みにいこうよ」と、ほたるの幼虫を放流した沢まで、降りてきました。「ほたる、見つけられるかな?」と、聞いてみると「うーん、みえないかな?」と、目を凝らしていました。「よるになったほうが、みえるんじゃない?」と言う子に「どうして?」と聞いてみると、「ひかるからだよ、ほたるは、おしりがひかるんだよ」と、答えました。みんなが「そうか!」「そうだね」と、納得していました。「今、ほたるはどこにいるのかな?」と、保育士が聞いてみると「ようちゅうは、かわにながしたから、かわ?」「えっ!ちがうんじゃない?」「どこかな?」と、子どもたち同士で考えていました。「ほいくえんにかえって、しらべてみよう」「そうしたら、どこにいるか、わかるかもしれないね」と、子どもたちの探究心が育っていることに、嬉しく感じました。
さぁ、そろそろ保育園に変える時間です。藹藹会の職員の方にお礼をいいました。「楽しかった人!」と聞かれ、子どもたちは「はい!」「たのしかった」と、とても喜んで言いました。
とても充実した里山保育でした。また、藹藹会に活動しに来ましょうね。