荻原 不審者登場
毎年行っている、安全に関する避難訓練。今年も8月20日(金)に行いました。いつどこからどんなふうに来るかわからない不審者から、子どもたちや職員の安全を守るための避難訓練です。
不審者に変身している私は、毎年「どんな服装にしようかな?」「どんなふうに来ようかな?」と、考えています。
今年は、掃除のおばさんに扮して、ほうきとちりとりを持って、登場!保育園の園庭と幼稚園の園庭で活動していた子どもたちと先生たち。私の姿を見つけると、先生たちの連携プレーが始まります。子どもたちを不審者から遠くへ避難させる先生、園庭に取り残されている子がいないか見回る先生、情報を伝える先生などたくさんの役割で万が一に備えています。その中でも、一番勇気のいる役割が不審者に声をかけに行くこと。訓練で私が不審者をやっているということをわかってはいても、ドキドキしているのだと思います。そうこうしている間に、不審者を子どもたちに近づけないように応援部隊が来て、さすまたや玄関に置いてある掲示板でフェンスに追い詰められてしまいました。
子どもたちを集め、知らない人にはついていかない、近づかないなどの約束をした後、不審者がどんな服装をしていたか子どもたちにも聞いてみました。「くろいぼうしかぶってたよ」「くろいズボンだった」「ほうきとちりとりもってたよ」「そうじしてた」と、幼児組のお友だち。子どもたちは、不審なことがわかり、避難しながらも服装や行動をよく見ていました。先生たちだけでなく、子どもたちも頼りになります。
本当にあっては困ることですが、いろいろなパターンの訓練を行いながら、安全安心できる保育園でいられるよう、職員全員で頑張っていきたいと思います。