清水 せつぶんによせて
先週、本園でも節分集会がありました。鬼の登場に子どもたちはびっくり。鬼を倒そうと勇敢に戦っていたお友だちもいました。
少し前から 節分の時、鬼のお面をかぶって鬼に豆をぶつけることに若干??の気持ちが生まれてきたのは正直なところ。子どものころから、ずっと鬼のお面をかぶっていたのに・・。この疑問をいつしかすっきりさせたいと思う今日この頃です。
豆まきというとすぐ思い出すのはあまんきみこさんの『おにたのぼうし』。いわさきちひろさんの絵がやさしい気持ちになります。初版は1969年。50年以上も読み続けられているこの絵本は読む年代によっても感じ方が違います。我が子を膝にのせて読みたかったなあという後悔。いつになるかわかりませんが 孫を膝にのせてやってみたいと思います。もう1冊こころに残る絵本があります。瀧村有子さんの『ちょっとだけ』おねえちゃんになった女の子の様子が描かれています。どこにでもある日々の出来事。女の子の気持ちに思わず『うん、うん』と頷きながらページをめくっていきます。
ページを捲る早さやタイミング。これも絵本の素敵なところです。今日帰ったら読んでみようと思います。
機会があったらぜひ手の取ってみてください。