手作り夏祭り 幼児組
8月18日(木)、幼児組が手作りの夏祭りを開催しました。1か月くらい前から、うさぎ・ぱんだ・きりん組の異年齢で3グループに分かれました。どんな夏祭りがいいか?子どもたちと担当の先生で考えます。「おみせやさんやろう!」「どんなお店屋さん?」「なにがいいかな?」と、きりん組のお友だちがリーダーになってみんなに問いかけます。そして、決まったお店屋さんが「ドーナツやさん」「りんごあめやさん」「からあげやさん」でした。そこから「からあげは、2こいりとか3こいりとかあるよね」「ドーナツはなにあじにする?」「ちいさいおともだちもこれるように、ちいさいりんごあめもつくろう」と、意見を出し合いながら決めていました。作る時も、先生がいろいろな材料を見せると「このかみなら、ドーナツみたいないろだね?」「これとこれでつくったら?」と、制作経験豊富なきりん組のお友だちが提案します。ぱんだ組やうさぎ組の友だちに教えながら作っていました。看板などの準備もバッチリです。
いよいよ、夏祭り当日です。夏祭りのお店屋さんを用意した遊戯室に、各クラス順番に行き、夏祭り開始です。最初は、きりん組のお友だちとらっこ・こあら組のお友だちです。きりん組のお友だちがお店屋さんになって、らっこ組やこあら組のお友だちに「はい」と渡したり、売っているものの説明をしたりと、楽しんでいました。きりん組同士でも、チケットを渡し「どれにしようかな?」「おすすめはなんですか?」と買い物をしたり、「へってきちゃった」と、売っているものの補充もしていました。
次は、ぱんだ組とぺんぎん組です。ぱんだ組のお友だちは「いらっしゃいませ!」と、元気な声でお客さんを呼んでいました。「これ、おねがいします」と、チケットを渡し、買い物をしていました。楽しくみんなでお店屋さんごっこをしていると、ぺんぎん組のお友だちがやってきました。ぺんぎん組のお友だちは、入口から中の様子を見て「すごいね!」と大喜び。みんなでお買い物です。ぱんだ組のお店屋さんが「どれがいいですか?」「どうぞ!」と、声をかけていました。買ったりんごあめを持って、ベンチに座り、「おいしいね」と、食べるまねをしていました。
次は、うさぎ組です。お友だちと交換しながら、お店屋さんとお客さんを楽しみました。「これかな?」と、チケットを選びながら、お店屋さんに渡していました。「これがいいな」と、自分で取ったり、お店屋さんに「どうぞ」と渡してもらったものを嬉しそうに受け取っていました。買い終わったら、いすに座り、買ったものをテーブルに出していました。「ぼくは、このドーナツにしたんだ」「ぼくはこのドーナツだよ」と見せ合ったり、お友だちと楽しく食べるまねをしていました。
お店屋さんが終わった後は、先生のかき氷屋さんが登場!「かきごおりください!」と、保育室にいた子どもたちは、かき氷屋さんを止めていました。氷を入れて「ゴリゴリゴリ」と、削っていくと「おーっ!」「かきごおりだ!」と、クラスの全員分のかき氷ができるまで、観察していました。「おおもりにしてね!」と、リクエストも。今日のシロップはいちごです。担任の先生にかけてもらい、大喜び。「いただきます!」と元気に挨拶をして、かき氷を食べると「おいしい!」「ひえひえする!」と、氷の冷たさを感じながら、嬉しそうに食べていました。
午前中だけでしたが、楽しい夏祭りとなりました。子どもたちが話し合いながら作った、手作り夏祭り。幼児組のお友だちはもちろん、小さいクラスのお友だちも、先生たちも楽しむことができました。作っていく過程もアイディアを出しながら楽しんで活動でき、とても良い経験となりました。これからも、友だちと話し合ったり、アイディアを出しながら、楽しく活動していきましょうね。