おはなしキャラバンつぼみ座さんが来てくれました!
9月14日(木)、保育園におはなしキャラバンつぼみ座さんが来てくださいました。毎年子どもたちが楽しみにしています。「せんせい、きょうにんぎょうげきだよね」と、嬉しそうに話をしていました。今年も2部制です。
1部は、0.1.2歳児向けです。本園のお友だち、分園のお友だちと一時保育のお友だちも一緒に観劇しました。最初は、園長先生のお話です。みんなこれからどんなおはなしが始まるのかワクワクしている様子です。
さぁ、いよいよ始まりです。オープニングは「つぼみ座ソング」です。歌に合わせて動く人形に子どもたちもくぎ付けです。
次は、ペーパーシアター「おいでおいで」です。つぼみ座さんが来ている洋服の色と同じ色の物がいろいろ出てきます。子どもたちは出てきたものを見て「ばなな!」と嬉しそうに言っていました。みんなの知っている食べ物などが出てくると大喜びです。
パネルシアターは「パンやさん」「ひよこちゃん」「どこかなどこかな」の3つのお話でした。「パンやさん」はみんなの知っている手遊びをしながら、お話が進んでいきます。途中、パンを食べてしまったところは、歌わないというルールがあったのですが、なかなか難しいもので、先生たちも食べてしまったパンの名前を歌ってしまい「やっちゃった!」という顔をすると、子どもたちは笑っていました。
「ひよこちゃん」は、食べた物の色に変身してしまうひよこちゃん。途中ポッキーを食べてしまうと、ポッキーのように細いひよこに変身してしまいました。いつもだと「ほそい!」と、喜んでいた子どもたちですが、今年の子どもたちはポッキーを見て、首をかしげる様子・・・。もしかしたら、ポッキーを知らなかったのかもしれません。考えてみると、保育園で、ポッキーはでません。笑っていたのは、先生や保護者の方たちでした。時代は変わっていくんですね・・・。
「どこかなどこかな」は、動物の目や耳、口などを見て、自分の目や耳、口を探しました。「どこかな?どこかな?」と、声をかけながら「ここ!」と、指さす子どもたちは、とてもかわいらしかったです。
最後は、ペーパーシアター「こぶたのさんぽ」です。「♪こぶたがみちを ブーブー~」と歌いながら、ぶたがやってきます。途中で鼻や耳、首が伸びて、ぞうやうさぎ、きりんに変身してしまいました。「ぞうさんになっちゃったね」と、友だちと嬉しそうに話す子もいました。
楽しい時間はあっという間。1部の終了です。
2部は幼児組のお友だちの時間です。ペーパーシアター「てのひらを太陽に」と「むしめがね」からスタートです。ペーパーの人形が動くことに興味を持ち、よく見ていました。途中で知っている虫が出てくると「とんぼ!」と、見つけたことを喜んでいました。「むしめがね」は、大きくなった動物の模様が見えます。「なんだろう?」との問いかけに、すぐに「しまうま!」「ぱんだ!」と、答える子どもたち。子どもたちの反応スピードは速いです。さすが、幼児組です。
パネルシアターは「ふわりくも」「どっちだろう」「おつきみ」です。「ふわりくも」は、みんなの目で雲をよく見てみると・・・。いろいろな形に見えてきます。「あっ、くるまにみえる!」「いちごにみえる!」と、手で眼鏡を作って、よく見ていました。
「どっちだろう」は、同じ影が2つか3つあります。さて、このどちらかにみんなの大好きな動物が・・・。子どもたちは影をじーっと穴が開きそうになるぐらい見ています。よく見ても透けて見えないのですが・・・。子どもたちには何かを感じ取る力があるのかもしれません。正解すると、大喜び。間違ってしまっても「つぎはせいかいする!」と意気込んでいました。
「おつきみ」では、みんなの知っている「つき」の歌を歌いました。うさぎさんがついてくれたお餅をたぬきさんときつねさんが食べ、お礼を言うと、子どもたちもお餅を食べたそうにしていました。「おつきみぺったん」の手遊びも教えてもらい、一緒に歌いながら手遊びもしました。
最後は人形劇「おにごっこ」です。仲の良いネコとネズミのおにごっこのお話でした。ネコと一緒にネズミを待っている間、上げ下げ遊びをしました。ネコが手や足を上げ下げすると、子どもたちもまねをして手や足を上げ下げしました。「つぎは、しっぽ!」と、ネコが言うと、子どもたちは困ったように「しっぽないよ」と、ネコに話しかけていました。ストーリーが始まると、子どもたちはくぎ付けです。木に登れない1匹のネズミが木に登ってリンゴを採ることに挑戦することになると、子どもたちは「がんばれ、がんばれ!」と応援し始めました。リンゴを採ることができると、子どもたちも嬉しそうにしていました。挑戦する心、大切です。
2部もあっという間に終了です。最後にきりん組からプレゼントを渡し、お礼を言いました。人形とタッチをしてお別れです。とても楽しい素敵な時間をありがとうございました。