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おいしいごはんをつくろう!(収穫祭) 

7月24日(水)、幼児組で収穫祭を行いました。きりん組が育てた、ピーマン、きゅうり、ミニトマト、なす、枝豆がたくさん収穫でき、収穫した野菜を使って、料理をしました。うさぎ組は「えだまめ、コーン、しらすのまぜごはんおにぎり」ぱんだ組は「きゅうりとトマトのツナサラダ」きりん組は「なすとピーマンの肉みそいため」と「野菜たっぷりスープ」を作ります。

エプロン、三角巾、マスクをして、手袋をはめて準備万端です。各クラス、きりん組のお友だちが書いた作り方を見ながら、先生の説明を聞きました。

うさぎ組では、最初に混ぜご飯に入れるコーンやしらすを観察したり、匂いをかいだりしました。「コーンはあまいにおいがするね」「おさかなちいさいね」「いいにおいでたべたくなっちゃった」と、先生や友だちと嬉しそうに話をしていました。

枝豆を見て「きりんぐみさんがつくってたね」と、園庭にあったことを思い出していました。さやから豆を出す見本を先生が見せると、子どもたちもまねをしながら、ピュッと豆を上手に出していました。だんだん豆がたまってくると「いっぱいだね」と嬉しそうです。

しらす、コーン、枝豆の材料が揃いました。一人ずつ材料をご飯に入れ、混ぜました。おひつの中のたくさんのご飯を混ぜるのは、子どもたちの力ではとても大変なことです。それでも「おいしくなーれ」「おいしそう」「たべたい!」と、嬉しそうに先生と一緒に混ぜていました。

ぱんだ組は、先生の話をよく聞きながら、キャベツを1枚ずつはがしました。キャベツは、きりん組が作るスープのお手伝いです。途中で、1歳児クラスのお友だちも見に来ました。小さいお友だちが見ている中、料理するのは少し緊張した様子でしたが「すごいでしょ!」と、お兄さんお姉さんの姿を見せていました。できあがると「できました!」と、きりん組に届けに行きました。

きゅうりは、洗って、輪切りにします。保育園で包丁を使うのは、初めてです。包丁を使るときの約束を先生と一緒に確認しました。「てはねこのてだよね」と、手の形も覚えています。「サラダのきゅうりは、うすいんだよね」と、きゅうりをよく見ながら、切っていました。「おわった!」と、ふーっと一息。真剣にきゅうりを切っていたことが伝わってきました。

きゅうりを切り終えると、ミニトマトのボールの中にきゅうりとツナを入れ、ドレッシングで味付けをして混ぜます。「きゅうり、いっぱいだね」と、自分たちで切ったきゅうりを入れながら、嬉しそうでした。サラダが出来上がると「できた!」と、みんなで喜んでいました。

きりん組は、ぱんだ組がサラダに入れるミニトマトを切ります。ミニトマトはコロコロ転がって、切ることが難しい食材です。子どもたちは、慎重に包丁で切っていました。小さなお友だちが幼児組のクラスを見に行くと、各クラスで、切ったり、とったりした野菜を幼児組のお友だちは優しく見せていました。「これは、ピーマンだよ」「たねをとるとあなができるよ」と、実際に見せながら説明したりしていました。みんなで協力しながら、野菜をどんどん切っていきます。山のような野菜ができあがりました。

スープには、キャベツ、玉ねぎ、にんじんをたくさん入れました。煮込んでいくと、山のようになっていた野菜がしんなりとしてきました。「いっぱいあったのにね」と、かさが減っていることに気づいていました。塩や鳥ガラスープの素を入れて、味付けをしました。

肉みそ炒めは、肉を焼くとジューッと大きな音と煙が出てきました。「いいおとだね」「いいにおいがしてきた!」「おなかがすいてきた、はやくたべたい」「本当だね、先生もお腹がすいてきた」と、子どもたちや先生たちのお腹を刺激してきます。肉や野菜に火が通ってくると、色や硬さが変わってきます。「にくのいろがしろっぽくなってきたね」「なすはかたかったのに、やわらかくなってる」と、細かいところまで観察していました。みんなが作った味噌のたれを入れました。すると、ジューッと香ばしい匂いが充満してきました。できあがると、みんな嬉しそうです。

うさぎ組が作った混ぜご飯をお茶碗に入れ、ふたをして、上下に振ると、大きなおにぎりのできあがりです!「おおきい!」「いっぱいたべられるね」と、子どもたちの顔はニッコニコです。

今日のメニューがすべてできあがると「せんせいたちにもたべてもらおう!」と、園長先生に作ったご飯を渡しにいきました。先生たちで分けて食べさせていただきました。食べた後、子どもたちに「おいしかったよ!ありがとう」と言うと、にこにこ笑いながら「せんせいが、おいしかったって!」と、みんなに伝えていました。

給食の時間になり、みんなが作ったご飯を食べ始めると「おいしい!」「ちょうどいいあじだね」と、大きな口をあけながら食べていました。嫌いな野菜も食べてみようという気持ちになったようで、ペロッとなめてみたり、ひと口食べてみたりと、挑戦していました。「おかわりもしたんだ」と、嬉しそうです。自分たちで作った料理は、人一倍おいしく感じ、食べる意欲も出てきました。これからも、食材を作っている方、調理をしてくれる方に感謝をしながら、給食を食べていきたいと思います。ごちそうさまでした!