ほたるの集い

6月1日(土)、藹藹会に全施設の子どもたちや利用者さん、保護者の方、来賓の方が集まり、ほたるの集いを行いました。当日は、1500人以上のたくさんの方にお越しいただきました。

子どもたちは「あめがふらないように、てるてるぼうずつくろうかな」「ネイルアートやりたいな」「おかしつりがいいな」と、当日をとても楽しみにしていました。

当日の午前中、藹藹会では全施設の職員が集まり協力しながら、みなさんに楽しんでいただけるよう準備を進めていました。やぎもまだこないかな？と、みなさんが来るのを今か今かと待ち遠しそうでした。

いよいよ、ほたるの集いが始まります。最初は、遊戯ブースの開始です。スーパーボールすくい、水ヨーヨー釣り、お菓子釣り、射的、ボーリング、わなげ、夢の学舎のお友だちが売っているバザー、ネイルアートなど、たくさんの遊戯があります。子どもたちも「どこからいこうかな？」「あっちからにしよう！」と、保護者の方と一緒に回ったり、友だちと一緒に回ったり、様々でした。友だちや先生に会うと「〇〇ちゃんだ！」「せんせい！みてみて、おかしとれたんだ」「スーパーボールとれたんだ」と、嬉しそうにもらった景品を見せていました。先生たちもたくさんの人の中からお友だちを見つけると、嬉しくなり、話が弾みます。

いよいよステージ発表の時間になります。ステージの近くに集まり、順番を待ちます。待っている間に、利用者の方と「このあいだのしせつほうもんであったよね」「またきたよ」と楽しそうに話をしていました。ステージに上がると、たくさんの方が見てくださり、少し緊張しつつも、見ていただける嬉しさから、元気に「ウンパッパ」と「手のひらを太陽に」を歌いました。歌い終わると、みなさんからたくさんの拍手をいただき、大喜びです。

他の施設の方や子どもたちの歌や演奏も、とても素晴らしく、みなさんの拍手で会場が温かい雰囲気に包まれました。観覧席に入るまで待っていただいていた保護者の方が、先生たちがあっちに行ったりこっちに行ったりと準備をしていると、声をかけてくださり、保護者が並ぶ列のプラカードを持ってくださったり、先頭に立っていてくださったりと、手伝ってくださいました。本当にありがとうございました。とても助かりました。保護者の方のご厚意に、職員は感動です。

途中、雨が降ってしまう場面もありましたが、子どもたちは雨でも楽しい演出の一部になっているようで、カッパを着ながら、わたあめを食べていたり、かき氷を食べている子もいました。

各施設の発表が終わり、ステージでは、フラダンスの方たちの踊りを見たり、キャラメルマシーンさんのサイエンスマジックショーで盛り上がりました。

だんだん、外も暗くなり、少しずつほたる沢に移動する子どもたち。ライトを消して暗くすると、光がすーっと動き「あっ！」「あそこにいた！」と、ほたるを見つけていました。子どもたちの声もほたるをびっくりさせないように、小声になります。「ほたるのようちゅうがおおきくなったんだね」と、幼虫放流のことを思い出していました。日本の原風景を感じ、子どもたちも保護者の方も穏やかな時間が過ぎていきました。

楽しい時間はあっという間でした。これからも、ほたるの成長を感じながら、日本の原風景を伝えていきたいと思います。