伝承遊び
1月7日(金)、卒園児の祖父の関さんが保育園に来てくださり、伝承遊びを行いました。
いつも独楽や羽子板、だるま落としなど、たくさんのお正月遊びの道具を持って来てくださいます。子どもたちは「すごい!」「いっぱいだね」と、目をキラキラさせながら見ていました。保育士が見ても、たくさんの種類に驚かされます。
園長先生のお話を聞いたり、関さんからのお話やいろいろな独楽を紹介してくださっているのを見て、子どもたちも遊びたくてうずうずしているようでした。
子どもたちが、遊ぶ時間になりました。うさぎ組の子どもたちは、たくさんの種類の中からどれで遊ぼうかと選び、万華鏡を除いてみると「キラキラして、うごいてる!」と集中して、動く様子を見ていました。羽根つきは、お友だちと羽根つきをすることはまだ難しく、羽子板の上に羽を乗せてみたり、打つまねをして楽しんでいました。
ぱんだ組は、関さんに独楽の回し方を教えていただいたり、けん玉にもチャレンジしてみました。なかなか皿にのせるのは難しいようでしたが、あきらめずに何度も挑戦していました。
きりん組は、だるま落としに挑戦しました。だるまが倒れてもまた積み、叩き方を変えてみたりと試行錯誤していました。1つクリアしていくごとに大喜びです。独楽は、変わった独楽に挑戦です。友だちも応援しながら、どんなふうに回るのかを楽しみにしているようでした。
0.1.2歳児のお友だちも保育室で体験しました。
らっこ組は、先生が回した独楽に興味津々で触ってみたり、回っている独楽をじっと見て楽しんでいました。
こあら組は、指先を使いながら自分で独楽を回そうと頑張っていました。独楽がくるくる回るとにこにこ笑顔。何度も何度も繰り返していました。
ぺんぎん組は、だるま落としやけん玉を先生がやって見せたり、万華鏡を望遠鏡のように見てみると「キラキラしてる!」と、望遠鏡との違いに気づき、喜んだり、独楽を友だちと一緒に回したりしながら、楽しみました。
子どもたちは、いろいろなお正月遊びを夢中になって遊んでいました。負けず嫌いな先生たちも「もう一回!」と、何度も真剣に挑戦する姿に、子どもたちも「がんばって!」と、応援する姿も・・・。できるとみんなで大喜びです。
最後にきりん組が作ったお礼のメダルを渡しました。お友だちが家で書いたお手紙も渡し、関さんも喜んでくださいました。
なかなか体験できない遊びを経験することができ、夢中になって遊ぶことができました。昔の遊びもいつの時代の子どもたちが遊んでも楽しむことができます。これからも、昔からの遊びも大切に伝えていきたいと思います。