秋の遠足(幼児組)

10月15日(火)、幼児組が秋の遠足に宇都宮動物園へ行きました。今日は、とても天気が良く遠足日和でした。みんなの楽しみにしていた気持ちが空まで届いたのかな？朝は、保護者の方に宇都宮動物園まで送っていただき、先生たちと宇都宮動物園で合流です。朝から元気いっぱい「せんせい、おはよう！」と、にこにこ笑顔で挨拶をしました。宇都宮動物園の方に「よろしくおねがいします」と、ご挨拶しました。

午前中は、みんなで動物を見ながら、餌をあげます。うさぎ組のお友だちは、きりん組のお兄さんお姉さんと手をつなぎ、ぱんだ組のお友だちは、ぱんだ組のお友だちと一緒に手をつなぎ、回りました。「くまはなにをたべているんだろう？」「みて、きゅうりがある」「りんごもあるね」と、クマの食事風景を見ることができました。「あっ！みてみて、ぺんぎんがいるよ」「うえにいる！」と、一つ一つの檻の中をよく見て、動物がどこにいるか、どんな動きをしているのかなど、よく観察していました。

途中、きりんやポニーやロバ、やぎにも餌をあげました。きりんに餌をあげるときには、先生にだっこしてもらって頑張って手を伸ばしますが、なかなか届きません。きりんも一緒に懸命に首を下に向け、舌を伸ばしていました。舌で巻き取るように餌を取ると「わっ、べちょべちょ」「むらさきいろだった」と、きりんの舌の感触を個々にいろいろ感じていたようでした。

ポニーは、遠くからわかるくらい、小さなフライパンを蹴ってコンコンと音を鳴らし、ご飯をちょうだい！と言っているようでした。みんなで順番に餌をフライパンに入れて渡すと、嬉しそうにガツガツと食べていました。「すぐたべちゃったね」「おなかすいてるんじゃない？」と、子どもたちもポニーの様子を観察しながら、ポニーの気持ちを考えていました。

ヤギの所へ行くと「ガラガラドンのやぎだ！」「えさをあげよう！」と、みんな餌をエイっと投げてあげました。「あっ、みてみて、たべてる」と、自分のあげた餌を食べたのを見て、嬉しそうです。

「せんせい、おなかすいたね」と、動物園を一通り回ると、お友だちも先生もお腹がすいてきた時間です。「お弁当たべようか」と、先生が言うと「やった！」と大喜び。手を洗い、ご飯の準備をします。今日は、お家で作ってもらったおにぎり弁当です。「みてみて、わたしは2こ」「ぼくはおおきいの1こだよ」と、友だちと見せ合っていました。「おにぎりのなかはなにかな？」「しゃけかな？」「たらこかな？」「こんぶかな？」と、とても楽しみにしていました。みんなで一緒に「いただきます！」と、挨拶をしました。ぱくっとひと口食べると「あっ！しゃけだ」と嬉しそうです。先生のおにぎりものぞき・・・「あっ、せんせいもいっしょだね！」「鮭おいしいよね」と、会話も弾みます。食べ終わった後は、お片付け。先生と一緒にきりん組のお友だちが、シートの上を見回って、こぼれたお米をティッシュで拾ってきれいにしました。お手伝いありがとう。

午後は、遊園地です。今年は、みんなで一緒に豆汽車に乗ろうということになり、各クラス3グループに分かれて乗りました。豆汽車はどんなところを通るのかな？楽しみです。豆汽車が帰ってくると子どもたちは、ニコニコ顔。待っている友だちに手を振って帰ってきました。「たのしかったよ！」「つぎ、いってらっしゃい！」と、みんな嬉しそうに汽車に乗り、帰ってきました。

楽しく豆汽車に乗った後は、タイミングよくわんわんショーが始まりました。犬もお姉さんの話をよく聞いて、玉乗りをしたり、いろいろな技を見せていました。途中、輪くぐりするときに、代表でお友だちが選ばれ、2人で輪を作りました。前のお友だちの輪をくぐり、保育園のお友だちは最後の輪です。さぁ、うまく犬は2人の輪をくぐってくれるかな？お姉さんの合図で前の2つは上手にくぐりました。最後の3つ目の輪は・・・上手にジャンプしてくぐることができました。代表のお友だちは、とても嬉しそうです。観ていたお友だちも「すごいね！」と、大喜びで拍手をしていました。

楽しい時間は、あっという間。今回は少し長い時間の遠足でしたが、たくさん動物と触れ合い、楽しむことができました。お家に帰ったら、お友だちからたくさんお土産話があるかもしれません。これからも、楽しい活動を取り入れていきたいと思います。