里山保育(うさぎ・ぱんだぐみ)
9月6日(火)、うさぎ・ぱんだ組で里山保育に行ってきました。うさぎ組もぱんだ組も藹藹会の里山で活動するのは、初めてです。ぱんだ組は、昨年も里山保育があったのですが、雨で泣く泣く中止に・・・。しかし、今日は、里山日和!たくさん体を動かして、活動していきましょう。
バスに乗るのも初めてのうさぎ組のお友だちは、前の日からバスの乗り方をみんなで考えていたようです。「ちゃんとすわる」「まどからてをださない」など、自分たちの経験から、ルールを考え、バスに乗ることを楽しみにしていました。いよいよバスに乗り込むと、子どもたちの顔は、ニコニコ笑顔。ぱんだ組のお兄さんお姉さんは、バスに乗ったことがあるので、余裕の表情です。うさぎ組のお友だちの見本となっていました。「ここいくと、わたしのおうち!」「ここいったことある!」と、だんだん景色を楽しむ余裕も出てきました。
藹藹会に着くと、施設の職員の方が出てきてくださいました。みんなで「よろしくおねがします」と、挨拶をし、いよいよ里山に登っていきます。その前に、違う道を通って、放課後デイサービスのポコアポコのお部屋を見せてもらったり、ピザ窯を見せてもらったりと、見学もさせていただきました。「ピザやくの?」「パンは?」と、施設の職員の方に訪ねていました。
さぁ、出発!山道を登って行くと・・・「みて!あいあいかいがちっちゃくなってるよ!」「バスもちっちゃいね」と、みんなでさっきまでいた場所を山の上から見て、見え方の変化を楽しんでいました。
里山の中腹にあるアスレチックまで到着です。うさぎ組のお友だちは、アスレチックで遊ぶことに。ぱんだ組のお友だちは、もう少し上まで登ってみることにしました。「まだ、うえにのぼれるんだね」と、一生懸命に足を動かし、登って行きます。途中で「みてみて、とおくまでよくみえるね」「やまもみえる!」「どうろもちいさい」と、景色を楽しんでいました。「トンネルをくぐっていくよ。何のトンネルかな?」と子どもたちに聞いてみると、子どもたちは、トンネルの周りをよく見ていました。「なんかなってるね」「みんな見たことあるかな?」「あっ、キウイだ!」と、熟れて下に落ちていたキウイをみんなで観察しました。まだまだ歩いていくと、アスレチックで遊んでいるうさぎ組のお友だちが見えました。「うさぎさんがいた!」「アスレチックであそびたいね!」「次は、アスレチックまで行って、遊ぼう!」と、ぱんだ組のお友だちの足取りが軽くなりました。
アスレチックに辿り着くと、一目散に走ってアスレチックへ。バランスを取りながら丸太渡りをしたり、手や足、体の動きを意識しながら、アスレチックを登ったり、降りたり。始めは「どうやってやるの?」と聞いていたお友だちでしたが、何度も繰り返すうちに、自分で上手に登ったり下りたりできるようになってきました。子どもたちは、楽しみながら「やってみよう!」「もういっかい!」「できた!」と、あきらめずに挑戦していました。
たくさん活動すると、だんだんお腹もすいてきます。そろそろ、保育園に帰る時間です。みんなで、滑らないように気を付けて山を降りていきました。里山を降りると「きんぎょがいる!」と子どもたち。覗いた先には、鯉。「これは、鯉っていうんだよ」と言うと、「きんぎょににてるけど、ちがうんだ」「こっちのほうがおおきい!」と、嬉しそうに見ていました。
バスの運転手さんも、みんなのことを待っていてくれました。施設の職員の方に挨拶をして、バスに乗り、保育園まで戻ってきました。たくさん体を動かした後の子どもたちは、給食もモリモリ食べていました。初めての里山保育は、子どもたちにとって、いろいろなことを経験することができました。また、里山保育に行きましょうね!