施設訪問(きりん組)
5月29日(水)、きりん組がハートフィールドに施設訪問に行きました。
いよいよ、保育園を出発です。園長先生のお話をみんなよく聞いていました。
ハートフィールドに着くと、たくさんの利用者の方が待っていてくれました。レクリエーションデイでも披露した「ミッキーマウスマーチ」を演奏しました。利用者の方も喜んでくださいました。その後、保育園で集めたプルタブをお渡ししました。プルタブをたくさん集めると車いすなどに交換できるそうです。みなさんの役に少しでも役立てるとうれしいですね。
外に出て、車いす体験です。なかなかできない体験です。今回は、大人用の車いすと子ども用の車いすの両方を体験させていただきました。車いすを押す人は、乗っている人にいろいろな気遣いをしなくてはいけません。乗った後にタイヤの両脇にあるブレーキのバーをはずし「すすみます」と声をかけてから進めます。声をかけないと、乗っている人がびっくりしてしまいます。車いすに乗る人、押す人と両方体験しました。何回もやっているうちに「ブレーキ!」と周りの友だちが教えてあげる姿も見まれました。乗っている人のことを考えながら、ゆっくりと車いすを押していました。
子ども用の車いすは、大人用と少し違います。「かっこいいいろになってるね」「タイヤもすこしちがうよ」「あしをおくところもちがうね」「ベルトがあるよ」と、よく観察して、違いに気づいていました。車いすを押す人がベルトをしてあげたり、足を置くところを出してあげたりしていました。子供たちは覚えることが早いです。子どもたちに大人用と子ども用どちらが乗りやすかったかを聞いてみると、子ども用が乗りやすかったそうです。
お腹が空いてきたところで、昼食です。給食の先生がおいしいお弁当を作ってくれました。また、昨年度まで保育園にいて今年度藹藹会に移動になった先生と一緒にご飯を食べました。子どもたちもとても喜んでいました。よかったですね。
ハートフィールドの施設内は終了です。職員の方に挨拶をしました。
午後は、ハートフィールドの外にある里山散策です。ツリーハウスを初めて見に行く子どもたち。山の斜面を登っていきます。途中「つかれた」「もうすこし?」と、聞いていた子どもたちですが、ツリーハウスが見えてくると足取りも軽くなってきます。ツリーハウスに着くと「ついた!」と、喜んでいました。「なかにはいりたいね」と、覗いていました。今回は、中に入ることができませんでしたが、次回中に入ってみましょうね。
「ほたる、どうなったかな?」「げんきにしてるかな?」と、ホタルの沢に行きました。3月に放流したほたるの幼虫。「どこかな?」「つち?」「もう、つちからでてるよ」「とんでたら、はっぱのところかな?」と、土の上や木や葉っぱをよく見ていました。「あかるいから、ひかってるのもみえないね」と、なかなか見つけられませんでしたが、6月8日のほたるの集いでほたるが飛ぶことを楽しみにしていました。
充実した施設訪問となりました。子どもたちにとって、とても良い経験ができました。