清水 ~うれしい出来事~
先日、すてきな朝の出来事がありました。
朝、幼児組は保育園の園庭で活動します。朝のお支度を終えるとクラスごとに並びます。
保:「今日は8時25分に 園庭行きの電車が出発します。お支度ができたお客様は、順番に並んでお待ちください。お忘れ物がないようご注意ください」にこにこしながら並んでいた子どもたちに尋ねました。
保:「みんなと相談したいことがあります。階段を降りたり靴を履いたりするのに時間がかかるうさぎ組さんと、何でも早くできるきりん組さんと どちらが先に出発したらいいですか?」(意図が見え見えの質問でした)
きりん組女児;「きりんぐみさん!はやいから!」
ぱんだ組女児;「ぱんだぐみさん!」
うさぎ組男児:「うさぎ!」
自分の学年が1番先に行きたいのは当然です。ところが・・
ぱんだ組男児:「うさぎぐみがいいよ。だってうさぎぐみさん、ゆっくりでしょう・・・。じかんがかかって・・・」
常に1番であることに、こだわりを持っている○○くんの発言。驚いたのと同時に嬉しい気持でいっぱいになりました。早くあそぶためには・・と 先を見通した発言だったのでしょうか。
保;「いいアイデア!今日はうさぎ組さんから出発しましょう!」
思いやりの気持ちが育っていることを感じた出来事でした。素敵な種を蒔いてくれてありがとう。この言葉をたくさんのお友だちが聞いていましたよ。
次回は田中先生です。お楽しみに☆